現代国家の現代国家たる所以

憲法概論
08 /14 2019
 現代的な主権国家は、法の支配、または(実質的)法治主義に基づき、憲法を頂点とする法体系の下に運営されている。その最たる特徴は法の下の平等と事理救済禁止の徹底である。当該構造の完成とその全き運用によって、主権国家の内部における秩序は維持され、誰一人として法律の枠を外れたの利害を被ることも、私的防衛の義務を自ら負うことなく生活を営むことが可能となる。

 すなわち、現代国家を現代国家たらしめている最大の要素こそ、法の下の平等と自力救済の禁止なのである。
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椎央権太

日本国憲法の意味と真価を記録しておきたいと思い執筆しています。護憲的な記述が多く見えますが、不動の護憲派というわけではありません。憲法とは如何なるもので、改めるべき時宜はいつなのかということを書き残せればと思っています。