人間と原罪

所感雑感
08 /11 2019
 人間は裸であることを恥じとし、衣服を身に纏う。人間の外には、いかに賢い動物であっても決してそうすることはない。「楽園で蛇にそそのかされて知恵の実を食べ知恵を得たこと」は人間の可能性を拡げるとともに、様々な制約の原因ともなった。知恵がなければ人間はもっと自然的な意味で幸福であったであろう。なぜなら、自己実現や幸福追求等といった事柄に心煩わせられることなく、生それ自体を謳歌することができたはずだからである。

 聖書は、人々が知恵を得たことがあらゆる罪の大元たる原罪であると説くが、その正しさに震撼する。しかし、もはや我々に後戻りは許されない。知恵を駆使して自由を守り、平等を実現するより外にないのである。
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椎央権太

日本国憲法の意味と真価を記録しておきたいと思い執筆しています。護憲的な記述が多く見えますが、不動の護憲派というわけではありません。憲法とは如何なるもので、改めるべき時宜はいつなのかということを書き残せればと思っています。